はじめにお断り申し上げますが、
本内容は、あくまで気象現象を記述したものであり、
それ以外の意図を伝える内容ではないことをご理解ください。
すでに報道や天気予報で伝えられていますように、
昨日は栃木県や福島県で
なだれによる事故が発生しました。
昨日の天気図を見ますと、
日本の南の海上を東へ進んだ前線を伴った低気圧とは別に、
本州の南岸を東へ進んだ低気圧が確認できます。
2017年03月27日03~21時実況天気図
栃木県や福島県で降雪量が多くなった原因は、
本州の南岸を東進した低気圧と考えられます。
(#は欠測)
(#は欠測)
降雪量
福島県湯本(ユモト)36cm
栃木県那須高原(ナスコウゲン)
35cm
福島県猪苗代(イナワシロ)
9cm
安達太良山から一番近いアメダス降雪量観測地点は猪苗代ですが、
降雪量は多くありません。
おそらく、猪苗代湖の北にある吾妻山や磐梯山で、
雪が降ってしまったために、
降雪量が少なくなったのではと考えられます。
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