昨日は兵庫県豊岡で最高気温が28.1℃となり、
全国で一番高くなりました。
最高気温
兵庫県豊岡(トヨオカ)28.1℃(12:52)
西日本の日本海側では最高気温が25℃以上となった所がありましたが、
なぜそのようになったかを考えてみます。
2017年04月08日03~21時実況天気図
日本海側で気温が高くなる時は、
日本海で低気圧が発達しているような気圧配置であることが多いのですが、
昨日の天気図を見ると、
そのような気圧配置ではなさそうです。
アジア850hPa・700hPa高度・気温・風・湿数天気図(AUPQ78)
昨日の850hpa(1500m付近)の天気図で気温を見てみますと、
兵庫県付近は9~12℃で、
西よりの風が吹いていたと考えられます。
兵庫県の標高を見てみますと、
豊岡は周囲と比べて低くなっています。
このため、
上空で吹いていた西よりの風が暖かい空気を運んできて吹き降りたために、
フェーン現象が起こったのではないでしょうか。
また、豊岡は昼頃は晴れていたため、
気温が高くなったと考えられます。
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