01月22(日)~23日(月)は広い範囲で、
雪が多く降りました。
2017年01月22日の雪
http://weather-room.blogspot.jp/2017/01/20170122.html2017年01月23日の雪
http://weather-room.blogspot.jp/2017/01/20170123.html22(日)~23日(月)の近畿と中国地方の1時間ごとの降雪量と降水量について掲載します。
特に23日(月)は、
山陰地方で降雪量が多くなり、
鳥取県の大山では、
24時間降雪量が100cm近くなり、
最深積雪は2mを超えました。
23日(月)の鳥取県の3地点(鳥取・大山・智頭)のグラフを掲載します。
(#は欠測)
鳥取の風向を見ますと、
風向は降雪のなかった時間から、
北よりに変わっています。
沿岸部では、海から風が吹くと、
気温が上がります。
冬は陸上の方が気温が低く、
海水の温度が高いため、
海から吹いてくる風により、
沿岸部では気温が高くなり、
雪が降りにくくなります。
ただ、風が強く吹かないと、
内陸まではその暖かい空気は流れ込まないです。
また、西日本日本海側で大雪となる時は、
天気図では日本海西部の西側に膨らみが表れます。
2017年01月23日03~21時実況天気図
前線としては表現されないような風向の変化があるのですが、
『JPCZ』という現象です。
この風向の変化による降雪域が抜けたため、
風向が変化し、雪がやんだと考えられます。
『JPCZ』について、
気象庁のHPに用語解説があるかと調べてみましたが、
掲載されていませんでした。
気象庁が天気予報等で用いる予報用語 (索引)
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/sakuin.html気象庁が発表している資料がネットに掲載されていましたので、
共有します。
『JPCZ』の解説は14ページからです。
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