2017年5月31日水曜日

2017年05月30日の気温

ご閲覧、ありがとうございます。

昨日は全国の277地点で真夏日となり、
島根県津和野では、
最高気温が35℃以上の猛暑日となりました。

2017年05月30日03~21時実況天気図




最高気温(35.0℃以上)

島根県津和野(ツワノ)
35.1℃(12:35)

☆:05月の1位の値を更新

1時間ごとの気温のグラフで見ますと、
35℃以上になった様子は窺えません。


何かの拍子で35℃以上になった記録が反映されたのでしょうが、
その理由は何であるかを探るのは難しいです。

ちなみに、10分値を確認しますと、
12:30と12:40の気温は、
34.2℃となっています。

2017年05月30日津和野の10分ごとの値

http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/10min_a1.php?prec_no=68&block_no=0707&year=2017&month=5&day=30&view=

2017年5月29日月曜日

気象庁週間予報作成

閲覧、感謝です。

当ブログで、
気象庁の週間予報をお伝えしたいと思うことがあります。

本当は自分の予報を更新したいのですが、
気象業務法に違反するため、
できません。
(もっとも、このブログが気象庁の目にかかるとは思えませんが)

気象庁HPをスクリーンショットで掲載するだけでも良いのですが、
それでは味気がありません。

『何とかならないものか!?』
と思っていたのですが、
何とかなりそうです。

29日(月)17時発表の東京の週間予報を作成してみました。


とりあえず、
これだけのものができれば良いかなと。

問題はテロップ番号と呼ばれる天気予報の種類が、
“122種類”もあること。

「絶対、使わねぇだろ!!」
というものもある(と思われる)のですが、
少しずつ対応していくしかなさそうです。

2017年5月26日金曜日

これからの気象情報のあり方について

ご閲覧、ありがとうございます。

今、気象業界は岐路に立っています。

気象情報の本質は、
防災や減災であることは、
改めて言う必要はありませんが、
それだけでは利益を生むことが難しくなっています。

気象庁は気象情報を様々な分野に活用することで、
業界を活性化することを目的に、
『気象ビジネス推進コンソーシアム』を設立しました。

気象ビジネス推進コンソーシアム

http://www.data.jma.go.jp/developer/consortium/index.html

そのことに関連する更新が、
今日(26日(金))の気象庁HPのトップにも掲載されています。

清涼飲料分野及び家電流通分野における気候情報の有効な活用案が得られました
~気候リスク管理技術に関する調査報告書の公表~ 

http://www.jma.go.jp/jma/press/1705/26b/risk201705.html

予報の自由化が始まった時、
気象業界は大きな産業になると期待されていたようですが、
そうはなりませんでした。

今回は同じ轍を踏まないように、
我々が肝を据えて取り組まなければなりません。

……、まぁ、
何も良い案は浮かんでいないのですが。

東日本太平洋側・西日本で少雨

閲覧、感謝です。

今日26日(金)14:00に、
東日本太平洋側と西日本の少雨に関する全般気象情報が発表されました。


04月下旬と05月上旬・中旬の降水量と平年差を掲載します。







関東から九州の北部で、
降水量が平年より少ないように見られます。

2017年5月22日月曜日

2017年05月21日の気温

ご閲覧、ありがとうございます。

昨日は全国の187地点で真夏日となり、
群馬県館林では、
最高気温が35℃以上の猛暑日となりました。

2017年05月21日03~21時実況天気図




最高気温(35.0℃以上)

群馬県館林(タテバヤシ)
35.3℃(15:03)

☆:05月の1位の値を更新

館林で気温が高くなる時は、
晴れて北西の風が吹いている印象があるのですが、
昨日は南よりの風が吹いていました。




おそらく東京などでも気温が30℃以上となり、
その暑さが流れ着いて、
気温が高くなったのではないでしょうか。

2017年5月20日土曜日

引き続き光化学スモッグに注意

明日も光化学スモッグに注意が必要です。



気象研究所 光化学スモッグ気象予測モデルによる地上オゾン分布予測

http://ds.data.jma.go.jp/pco/mri_ccm2/index.html

全般気象情報

http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/

実況値につきましては、
以下のサイトで確認できるようです。

そらまめ君
環境省大気汚染物質広域監視システム

http://soramame.taiki.go.jp/

2017年5月19日金曜日

光化学スモッグに注意

明日は光化学スモッグに注意が必要です。



全般気象情報

http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/

光化学スモッグは晴れて気温が高く、
風が弱い天気の時に発生しやすいようです。

光化学スモッグはどうして暑い日に出るの?
私たちでふせげるの?

http://www.jma.go.jp/jma/kids/faq/a5_43.html

気象研究所 光化学スモッグ気象予測モデルによる地上オゾン分布予測

http://ds.data.jma.go.jp/pco/mri_ccm2/index.html

2017年5月14日日曜日

2017年05月13日の雨

ご閲覧、ありがとうございます。

昨日は全国の広い範囲で雨が降りました。

2017年05月13日03~21時実況天気図






24時間降水量(150.0mm/day以上)

宮城県泉ヶ岳(イズミガタケ)
158.5mm/day


最大1時間降水量(50.0mm/h以上)

鹿児島県中之島(ナカノシマ)
50.0mm/h

地図上の地点名の表記は、
後ほど掲載します。

東・西日本では、
特に大雨となるようなことはありませんでした。

それはともかくとして、
今回の全般気象情報の第1号が発表されたのは、
12日(金)の04:30でした。


もし発表するのであれば、
11日(木)の夕方にするべきだと思うのですが……。

2017年5月13日土曜日

2017年05月12日の雨

閲覧、感謝です。

昨日は大陸から九州へ前線がのび、
鹿児島では大雨となりました。

2017年05月12日03~21時実況天気図







24時間降水量(200.0mm/day以上)

鹿児島県中甑(ナカコシキ)
326.5mm/day
鹿児島県阿久根(アクネ)
248.0mm/day
鹿児島県川内(センダイ)
238.5mm/day
鹿児島県さつま柏原(サツマカシワバル)
232.5mm/day
鹿児島県紫尾山(シビサン)
229.0mm/day
鹿児島県出水(イズミ)
214.0mm/day

☆:05月の1位の値を更新


最大1時間降水量(50.0mm/h以上)

鹿児島県中甑(ナカコシキ)
107.5mm/day
鹿児島県阿久根(アクネ)
66.0mm/h
鹿児島県川内(センダイ)
58.5mm/day
長崎県福江(フクエ)
52.5mm/day
宮崎県国富(クニトミ)
51.0mm/day
鹿児島県出水(イズミ)
50.5mm/day
宮崎県野尻(ノジリ)
50.5mm/day

★:観測史上1位の値を更新
☆:05月の1位の値を更新

鹿児島県中甑につきましては、
1時間ごとの降水量のグラフを掲載します。


九州の南部は、
停滞前線や前線上に発生した低気圧に向かって、
南の海上の高気圧の西側から、
雨雲のもととなる暖かく湿った空気が流れ込んだことが考えられます。

2017年5月12日金曜日

西・東日本の太平洋側を中心に大雨に警戒

大陸から東シナ海を経て九州へ前線がのび、
前線上には低気圧があります。

低気圧や前線は、
明日13日(土)にかけて、
西日本から東日本を通過するでしょう。

2017年05月12日18時実況天気図~14日09時予想天気図


低気圧や前線に向かって、
雨雲のもととなる暖かく湿った空気が流れ込み、
南西諸島から東日本の太平洋側で、
大雨となるおそれがあります。


13日18時にかけての降水量(多い所)

四国地方:250mm
九州北部地方・九州南部地方・近畿地方:200mm
東海地方:150mm
奄美地方:120mm
沖縄地方・関東甲信地方:100mm

土砂災害に厳重に警戒してください。

また、低い土地の浸水や河川の増水・氾濫に警戒が必要です。

全般気象情報

2017年5月9日火曜日

2017年05月08日の東北の風

ご閲覧、ありがとうございます。

昨日は全国の25地点で、
最高気温が30℃を超え、
真夏日となりました。


また、東北地方で山火事があり、
それに気象が関係しているのではと考えられているようです。

東北地方で山火事相次ぐ 乾いた風吹き、広範囲で乾燥

http://www.asahi.com/articles/ASK585Q4DK58UNHB016.html?iref=comtop_list_nat_n05

東日本、強風で山火事相次ぐ…250世帯避難指示

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170508-OYT1T50093.html?from=ytop_ylist

強風で空気が乾燥、東北太平洋側で火災の一因に

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170508-OYT1T50094.html?from=ytop_ylist

実際はどうなのかは、
すぐには判断し兼ねますが、
天気図(気圧配置)では、
東北の太平洋側で、
フェーン現象で空気が乾燥しやすいことは確かです。

2017年05月08日03~21時実況天気図





最大風速(20.0m/s以上)

青森県八戸(ハチノヘ)
21.6m/s


最大瞬間風速(30.0m/s以上)

青森県八戸(ハチノヘ)
31.1m/s

記事では正午ごろに、
山火事が発生したと記述されています。

仙台管区気象台は、
昨日は『暴風に関する東北地方気象情報』を発表していて、
その中で『火の取り扱いに注意』する旨を呼び掛けています。


発表した時間を見ると、
山火事が発生してからの可能性は捨てきれません。

このような事態になると、
責任問題が浮上するので、
「気象庁は何をやっていたんだ!?」
と、ならなければ良いですが。

去年は新潟県の糸魚川で火事による大きな災害が発生しました。

その時の気象の観測値につきましては、
過去の更新記事をご確認ください。

2016年12月22~23日の天気

2017年5月6日土曜日

広い範囲で黄砂に注意

05月06日10:00現在、
中国地方で黄砂が観測されています。

2017年05月06日00~12時 黄砂実況図


今夜から明日にかけて、
西日本から北日本の広い範囲で、
黄砂の飛来が予想され、
見通しが悪くなる見込みです。

2017年05月06日12時~09日21時 黄砂予想図


交通に影響が出るおそれがありますので、
注意が必要です。


全般気象情報

2017年5月5日金曜日

2017年05月04日の北海道の気温

閲覧、感謝です。

昨日は北海道のオホーツク海側で気温が上がり、
全国の最高気温が高い上位5地点を占め、
かつ真夏日となりました。



最高気温(30.0℃以上)

北海道境野(サカイノ)
31.2℃
北海道美幌(ビホロ)
31.1℃
北海道女満別(メマンベツ)
30.3℃
北海道北見(キタミ)
30.3℃
北海道津別(ツベツ)
30.2℃


最高気温(30.0℃以上)

沖縄県波照間(ハテルマ)
30.1℃

また、真夏日となった北海道の地点では、
朝の気温は低く、
1日の気温差が30℃近くになりました。


最低気温

北海道境野(サカイノ)
3.2℃
北海道美幌(ビホロ)
2.5℃
北海道女満別(メマンベツ)
3.6℃
北海道北見(キタミ)
1.8℃
北海道津別(ツベツ)
3.2℃

気温差が一番大きくなった美幌の1時間ごとの気温をグラフで掲載します。


おそらくテレビの天気予報で原因は伝えられていたとは思いますが、
なぜ北海道でこのような気温になったかと申しますと、
一日を通して晴れて、
朝は冷え込み、
日中は日照時間が多くなったことと、
上空に暖かい空気が流れ込み、
南風が吹いてフェーン現象が起こったためと考えられます。