昨日は冬型の気圧配置となり、
日本海側で雪が多く降った所がありました。
2018年01月11日03~21時実況天気図
降雪量(45cm超)
新潟県津川(ツガワ)84cm
新潟県新津(ニイツ)
49cm
新潟県長岡(ナガオカ)
48cm
新潟県新潟(ニイガタ)
45cm
福島県西会津(ニシアイヅ)
45cm
新潟県の新潟や長岡で雪が多く降りました。
また、石川県や富山県でも、
雪が多く降った所がありました。
降雪量(45cm超)
石川県玖珠(クス)40cm
石川県輪島(ワジマ)
34cm
富山県富山(トヤマ)
33cm
石川県金沢(カナザワ)
32cm
富山県伏木(フシキ)
31cm
北陸道では、
雪が多く降った金沢で、
通行止めとなった区間もありました。
01月11日23:50現在の規制一覧(北陸地方)
通常の冬型の気圧配置ですと、
新潟や金沢では、
雪はそれほど多くは降りません。
新潟と金沢の1時間ごとの降雪量と積雪深をグラフで掲載します。
新潟の降雪量は、
1時間ごとの降雪量のグラフの最大値が20cmであることに注意してください。
なぜ、そのようになったかを、
天気図と衛星画像で見比べてみます。
2017年12月26日21時実況天気図・衛星画像
2018年01月11日09時実況天気図・衛星画像
2017年12月26日は、
日本海に南北に等圧線がかかり、
筋状の雲が見られます。
昨日は、等圧線が日本海で西側に曲がり、
大陸から日本海側には、
筋状の雲とは違う雲がのびています。
これは、
日本海で風がぶつかることで、
雲が発生してることをあらわしています。
18:00頃から、
佐渡海峡から富山湾には、
反時計回りの低気圧性循環が見られます。
ここが風のぶつかっている境目ではないかと考えられます。
広島地方気象台のコラムに、
以下の現象の解説がありました。
http://www.jma-net.go.jp/hiroshima/tenkou2.html
『中国地方の大雪について』の記述をご確認ください。
上記の説明では中国地方を事例にしていますが、
今回はその雲が北陸地方に達したために、
新潟県の新潟や長岡で、
大雪となったと考えられます。
なお、去年の02月10日には、
同じ現象で西日本の日本海側で雪が多く降りました。
良ければ、以下のリンクでご確認ください。
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