2016年8月31日水曜日

2016年08月30日の天気

台風10号は、昨日の18時前に岩手県大船渡市付近に上陸し、
日本海で温帯低気圧に変わりました。

すでに報道や天気予報で伝えられていますが、
台風10号が上陸した北日本では、
大荒れの天気となりました。

2016年08月30日03~21時実況天気図







24時間降水量(200.0mm/day以上)

岩手県下戸鎖(シモトクサリ)
223.5mm/day

☆:08月の1位の値を更新


最大1時間降水量(50.0mm/h以上)

岩手県宮古(ミヤコ)
80.0mm/h
岩手県下戸鎖(シモトクサリ)
80.0mm/h
岩手県岩泉(イワイズミ)
70.5mm/h
岩手県久慈(クジ)
58.0mm/h
岩手県大野(オオノ)
70.5mm/h
岩手県大槌(オオツチ)
50.5mm/h

★:観測史上1位の値を更新
☆:08月の1位の値を更新



最大風速(25.0m/s以上)

山形県飛島(トビシマ)
25.3m/s


最大瞬間風速(35.0m/s以上)

岩手県宮古(ミヤコ)
37.7m/s
青森県八戸(ハチノヘ)
35.0m/s

☆:08月の1位の値を更新



最大1時間降水量(50.0mm/h以上)

北海道大滝(オオタキ)
70.0mm/h

★:観測史上1位の値を更新



最大瞬間風速(35.0m/s以上)

北海道せたな(セタナ)
36.5m/s
北海道高松(タカマツ)
36.5m/s
北海道伊達(ダテ)
37.7m/s

24時間降水量が少なかったのは、
上陸する頃は、進むのが速かったためと考えられます。

2016年8月30日火曜日

高知で猛烈な雨

閲覧、感謝です。

昨日は、上空の寒気によってできた低気圧の影響で、
高知県では猛烈な雨の降った所がありました。

2016年08月29日03~21時実況天気図







24時間降水量(200.0mm/day以上)

奈良県上北山(カミキタヤマ)
202.0mm/day





最大1時間降水量(50.0mm/h以上)

高知県魚梁瀬(ヤナセ)
85.5mm/h
高知県田野(タノ)
82.5mm/h
高知県安芸(アキ)
62.0mm/h
高知県繁藤(シゲトウ)
60.5mm/h
徳島県福原旭(フクハラアサヒ)
58.5mm/h
高知県室戸岬(ムロトミサキ)
56.5mm/h
徳島県半田(ハンダ)
56.0mm/h
高知県佐喜浜(サキハマ)
55.5mm/h
徳島県木頭(キトウ)
54.5mm/h
高知県後免(ゴメン)
52.5mm/h
徳島県穴吹(アナブキ)
51.0mm/h
徳島県海陽(カイヨウ)
50.0mm/h

★:観測史上1位の値を更新
☆:08月の1位の値を更新

低気圧が日本から離れるにつれ、
南北にのびる降水が弱くなりました。

また、28日(日)に九州で非常に激しい雨が降った時は、
風向の変化が大きいのが判りましたが、
昨日はそれがあまり見られませんでした。

昨日は四国で非常に激しい雨が降り、
高知県では猛烈な雨の降った所がありましたが、
これは地形も大きく影響したのではと考えられます。

東海・近畿 昼前までは注意

上空の寒気が原因でできた低気圧は、
日本海をゆっくりと東よりへ進み、
日本から離れるでしょう。

2016年08月30日03時実況天気図


東海と近畿の大雨のおそれはなくなりましたが、
東海では昼前にかけて、
激しい雨の降る所がある見込みです。


土砂崩れやがけ崩れ、
低い所では水に浸かること、
川の水かさが増えること、
落雷や突風にご注意ください。

全般気象情報

台風10号の影響は

強い台風10号は、関東の東の海上にあって、
北へ25km/hで進んでいます。

台風10号予想進路図


この後も北よりへ進み、
今日30日(火)の午後には、
東北地方に上陸するおそれがあります。

このため、北海道から関東にかけて、
非常に激しい雨が降って大雨となり、
猛烈な風が吹いて、
海は猛烈にしけるでしょう。


31日06時にかけての降水量(多い所)

東北地方:350mm
北海道地方:250mm
北陸地方:120mm
関東甲信地方:120mm


31日にかけての最大風速(最大瞬間風速)

東北地方:35m/s(50m/s)
北海道地方:30m/s(45m/s)
関東地方:23m/s(35m/s)

2016年08月31日21時 沿岸波浪予想図


31日にかけての波の高さ

東北地方:10m
北海道地方・関東地方:8m

また、今日30日(火)の午後から、
北日本では潮位が高くなるでしょう。

土砂災害・低い土地の浸水・河川の増水・暴風・高波・高潮に厳重な警戒が必要です。

全般台風情報

2016年8月29日月曜日

台風10号 東北に接近・上陸のおそれ

強い台風10号は、
29日(月)15時は八丈島の東の海上にあり、
北東へ25km/hで進んでいます。

台風10号予想進路図


この後も強い勢力で北よりへ進み、
明日30日(火)には北日本から関東に接近し、
夕方から夜に、東北地方に上陸するおそれがあります。

このため、北・東日本では非常に激しい雨が降り、
海上は猛烈な風が吹き、
波は猛烈にしけるでしょう。


30日18時にかけての降水量(多い所)

東北地方:350mm
関東甲信地方:200mm
北陸地方・北海道地方:150mm


30日にかけての最大風速(最大瞬間風速)

東北地方:35m/s(50m/s)
北海道地方:30m/s(45m/s)
関東地方:23m/s(35m/s)
北陸地方:20m/s(30m/s)
東海地方:18m/s(30m/s)

2016年08月30日09時 沿岸波浪予想図


30日にかけての波の高さ

東北地方:10m
北海道地方・関東地方:8m
東海地方:6m


30日18時~31日18時にかけての降水量(多い所)

東北地方・北海道地方:100~200mm

また、北日本では台風の接近に伴い、
明日30日(火)の午後から、
沿岸部では潮位が高くなるでしょう。

土砂災害・低い土地の浸水・河川の増水・暴風・高波・高潮に厳重な警戒が必要です。

全般台風情報

近畿・東海 大気の状態不安定

上空の寒気が原因でできた日本海の低気圧は、
明日にかけて朝鮮半島へ向かうでしょう。

2016年08月29日15時実況天気図~30日09時予想天気図


このため、近畿と東海では大気の状態が不安定となり、
非常に激しい雨の降る所がある見込みです。


30日18時にかけての降水量(多い所)

東海地方:150mm
近畿地方:120mm

土砂災害に警戒するとともに、
低い土地の浸水・河川の増水・落雷や竜巻などの激しい突風にご注意ください。

全般気象情報

九州で非常に激しい雨

ご閲覧、ありがとうございます。

昨日は、九州で非常に激しい雨の降った所がありました。



最大1時間降水量(50.0mm/h以上)

佐賀県北山(ホクザン)
53.0mm/h
長崎県佐世保(サセボ)
53.0mm/h
長崎県平戸(ヒラド)
52.5mm/h
佐賀県伊万里(イマリ)
50.0mm/h

原因は、上空の寒気でできた低気圧で、
昨日は九州から中国地方へゆっくりと進みました。

2016年08月28日03~21時実況天気図


1時間ごとの雨と風の様子を見ますと、
南よりの風と北よりの風がぶつかっている所で雨雲が発達しました。


東海から中国地方・四国にかけては、
非常に激しい雨が降り、
猛烈な雨が降るおそれもあります。

低い土地の浸水・土砂災害・河川の増水に警戒してください。

全般気象情報

2016年8月28日日曜日

西日本 大雨のおそれ

上空の強い寒気によりできた低気圧が九州にあり、
あさって30日(火)にかけて、
日本海から朝鮮半島へ進むでしょう。

2016年08月28日15時実況天気図~30日09時予想天気図


このため、西日本では非常に激しい雨の降る所があり、
大雨となるおそれがあります。


29日18時にかけての降水量(多い所)

四国地方:250mm
九州北部地方・中国地方・近畿地方:120mm


29日18時~30日18時にかけての降水量(多い所)

近畿地方:100~150mm

土砂災害・低い土地の浸水・河川の増水に警戒するとともに、
落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。

全般気象情報

北日本・関東 台風10号に警戒

大型で非常に強いの台風10号は、
日本の南の海上を北よりへ30km/h進んでいます。

台風10号予想進路図


この後も北よりへ進み、
あさって30日(火)には東北の東の海上へ進み、
31日(水)にかけて北日本から関東地方に接近し、
上陸するおそれがあります。

このため、北・東日本では大雨となるおそれがあり、
海では猛烈な風が吹き、波は猛烈にしけるでしょう。


29日18時にかけての降水量(多い所)

東海地方:180mm
関東甲信地方・北海道地方:100mm
東北地方・伊豆諸島:80mm
北陸地方:60mm


29日にかけての最大風速(最大瞬間風速)

小笠原諸島:20m/s(30m/s)
東海地方・東北地方・北海道地方・伊豆諸島:18m/s(30m/s)

2016年08月29日09時 沿岸波浪予想図


29日にかけての波の高さ

小笠原諸島:8m
伊豆諸島:7m
関東地方:6m


29日18時~30日18時にかけての降水量(多い所)

北海道地方・東北地方・北陸地方・関東甲信地方・東海地方:100~200mm

土砂災害・低い土地の浸水・河川の増水・暴風・高波に警戒してください。

全般台風情報

2016年8月27日土曜日

2016年08月26日の雨

閲覧、感謝です。

昨日は低気圧からのびる寒冷前線が通り過ぎたため、
降水量が多くなった所がありました。

2016年08月26日03~21時実況天気図







最大1時間降水量(50.0mm/h以上)

熊本県南小国(ミナミオグニ)
71.0mm/h
栃木県今市(イマイチ)
62.5mm/h
岩手県荒屋(アラヤ)
55.5mm/h
山口県篠生(シノブ)
54.5mm/h
富山県立山芦峅(タテヤマアシクラ)
54.0mm/h
秋田県阿仁合(アニアイ)
50.5mm/h

★:観測史上1位の値を更新
☆:08月の1位の値を更新

東北の1時間ごとの雨と風の様子を見ますと、
寒冷前線の東側を吹く南よりの風と、
西側を吹く西から北よりの風のぶつかる所で、
雨が強く降っているのが判ります。


阿仁合と荒屋の1時間ごとのグラフを見ますと、
非常に激しい雨が降った時間を境に、
風向が南よりから、
西または北よりに変わって、
気温も低くなっています。



このことからも、
寒冷前線が通り過ぎたことが判ります。