2016年8月10日水曜日

2016年08月09日の関東の気温

閲覧、感謝です。

昨日の関東地方は、
広い範囲で最高気温が35℃以上の猛暑日となりました。


神奈川県横浜(ヨコハマ)
37.4℃(13:21)=
神奈川県海老名(エビナ)
38.1℃(12:28)=
山梨県切石(キリイシ)
39.2℃(14:29)★
山梨県南部(ナンブ)
39.2℃(13:03)★

★:観測史上1位の値を更新
=:観測史上1位の値を記録(同じ値)

理由はテレビの天気予報でも説明があったと思いますが、
フェーン現象によるものです。

2016年08月09日09時実況天気図


日本の東には台風05号、
日本海には高気圧があり、
西高東低の気圧配置となりました。

このため、関東地方には北西の風が吹き、
気温が高くなりました。

冬も同じ現象が起こっているのですが、
気温自体が低いため、
話題にならない(気にすることがない)だけです。

ところで、昨日の気温の変化は、
興味深かったような気がしますので、
ここで掲載いたします。


昨日は南部の方が気温が高く、
いつも高い内陸の方が低かったです。
(とは言え、35℃を超えてはいます)

これは、北西風によって、
空気が流されたためによるものです。

また、午前中は、気温の変化が狭い範囲で大きくなりました。

東京湾の西側では35℃を超えていましたが、
東側では30℃前後となってでした。

これは風向が大きく関係していると考えられ、
西よりの風の所では気温が35℃以上でしたが、
南よりの風の所では35℃を超えることはありませんでした。

南よりの風の場合は、
東京湾から吹く風のため、
気温が大きく上がらないことが原因です。

この海風の影響が大きく出たのが江戸川臨海で、
1時間ごとの気温の変化を見るとよく判ります。


南よりの風の時は、
日差しが強い時でも35℃を超えることはありませんでしたが、
西よりの風の時は、
太陽が西に傾いているような時間でも、
一度下がった気温が35℃近くまで上がっています。

海風の影響が大きいことが判ります。

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