2016年11月14日月曜日

七五三

閲覧、感謝です。

明日は『七五三』です。

まずはじめに、
日本の季節の催しは、
本来は旧暦で実施されるものですので、
今年は12月13日が『七五三』です。

さて、奇数は陰陽五行説の陽の数です。

『七・五・三』はいずれも奇数で、
足し合わせると『十五』になります。

そのことから、『十五日』は陽を重ねためでたい日ということで、
子供の成長を祝う日となったそうです。

そして、旧暦では十一月十五日は、
二十八宿の中でも一番の吉日とされる鬼宿にあたっていたとのことで、
『七五三』として子供を祝うことになったそうです。

二十八宿(にじゅうはっしゅく)
太陽が天球上を運行する黄道上に沿って、一周天を28の星座に分割したもの。

鬼宿(きしゅく)
鬼宿日(きしゅくにち)のことで、最上吉日にあたる。
鬼のいぬ間のこと。

それとは別に、
昔は子供の死亡率が高かったことから、
子供の成長の節目の一区切りとして祝ったようです。

テレビの天気予報で、
見られもしない『スーパームーン』ばかり取り上げられていましたので、
違う話題を掲載してみました。

<参考文献>
旧暦読本:岡田芳朗
和ごよみと四季の暮らし:新谷尚紀

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